研究的な用途に用いられることが多かったボディプレチスモグラフを臨床診断用に、熱線流量計によるオートスパイロメータのパイオニアであるミナト医科学が、蓄積した豊富な呼吸メカニクスの粋を集めて、自動化されたエフォートインディペンデントなルーチン検査装置として自信をもって開発いたしました。
- 機能的残気量、気道抵抗もコンピュータ処理により安静呼吸に近い状態から測定可能。
- ボディボックスで検出された各信号を最新のアルゴリズムにより解析し、見やすく表示、レポートします。
- 検査データは当社オートスパイロS/21と互換があります。
- 本機のファイリングデータは他の汎用統計解析ソフト、データベース等への変換も簡単にできます。
- 新開発シースルーシェルのフロータイプボディボックスと演算コ・プロセッサを実装した32ビットパーソナルコンピュータを中心に、操作性のすぐれたコントロール・ユニットから構成。
- 全ての測定は対話プログラムにより、モード設定→START→STOPというように簡単な操作で正確に行えます。
- 測定の間、被験者の呼吸状態等の必要な情報はグラフィックモニタに表示され、検査の流れを的確に判断できます。
- パンティング呼吸できない患者でもわずか3分で測定が可能。
- BOX内温度は、常に外気とバランスさせ、Vbドリフトをおさえると同時に居住性が大幅に改善されました。
- BOX前面が透明アクリル樹脂による前面ドアで被験者の視界をさまたげることなく圧迫感を与えません。
- BOX内圧変化の影響を考慮したシェル構造。