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脊柱の弯曲運動には「末梢関節への運動連鎖を起こす機能」と「運動時の衝撃を吸収する機能」という2つのはたらきがあります。弯曲運動に異常が生じると、脊柱の動きを補うために末梢関節にストレスがかかり、疼痛が生じてしまいます。また、衝撃吸収機能の低下は、体幹・四肢運動連鎖の破綻による筋出力低下を引き起こします。
この脊柱弯曲運動の正常化をはかるのが、
Spine Dynamics(SD)療法であり、姿勢制御機構の正常化につながります。
脊柱の柔軟性が失われた状態で筋力トレーニングをおこなうと、十分な効果が得られないばかりか、怪我をする恐れがあります。筋力トレーニングを効率的に進めるためにも、脊柱の柔軟性獲得は不可欠です。
トレーニングを進めるにあたっては、その効果を評価する必要があります。SD療法では、「筋肉量に見合った筋出力が得られているかどうか」つまり、筋出力抑制がどの程度生じているかを数値化して評価します。また、この値を目標値としても用います。
SDシリーズによる脊柱弯曲運動改善のトレーニングを1ヶ月間続けることにより、WBI、FFD(指床間距離)が改善するという結果が得られています。これは、このトレーニングにより脊柱本来の機能を取り戻し、筋出力UP、柔軟性UPをもたらすことを示しています。
SDシリーズはどの製品も座位または背臥位で使用する器具であるため、体力が低下した方でも無理なく安全に運動がおこなえます。また、器具を用いることで運動の再現性が高まり、正しい運動を簡単におこなうことが可能になります。
疼痛の状態を評価するのは非常に困難です。しかし、SD療法では%MVとWBIを用い、独自に作成した評価表によって筋出力抑制を数値で表します。この数値は脊柱弯曲運動と密接に関与しており、脊柱弯曲運動の機能状態を客観的に評価することが可能です。
運動プログラムを「無理なく」「安全に」そして「分かりやすく」進められるため、患者さんのトレーニングに対する意欲が持続し易くなり、さらなるトレーニング効果UPが期待できます。
全身の筋緊張が解放するため、このマシン1台で全身のモビライゼーションがおこなえます。
人の固有振動数をシンクロポイントと名づけ、それをモーターの回転数で表現。オートモードではシンクロポイントを自動検出し、常に最適な刺激を与えます。
人の固有振動数と同じ周波数の刺激を与えることにより、高いリラクセーション効果が得られます。
手すりの可動、座面スライドロック機構で安全に移乗できます。また、足装具により下肢を固定するため、関節への負担がかかりません。
電撃に対する保護の形式による分類 | クラスI機器 |
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定格電源電圧及び周波数 | AC 100V 50/60Hz |
電源入力 | 130VA |
モータ回転数 | 50 ~ 110rpm |
タイマ | 1~10分(1分単位) |
安全装置 | 緊急停止スイッチ 異常作動検出回路 (挟み込み検出回路含む) |
本体寸法(操作部除く) | 幅778×奥行き1530 ~ 2445×高さ1210(mm)(本体部のみ) |
質量 | 145kg |
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